先日、キム・カーダシアンが立ち上げたシェイプウェア(補正下着)専門のブランド「KIMONO(キモノ)」が、日本の伝統的衣装である「着物」と同じ名前であることから、“文化の盗用”にあたるとして日本を中心に海外でも批判が起こりました。

それに先立ち、当アソシエーションに所属の福西園がChange.orgで「着物は日本の文化。キム・カーダシアン・ウェストの”KIMONO”商標登録にNo! 」( 原題「Say No to Kim Kardashian’s “KIMONO” #KimOhNo」)のキャンペーンを立ち上げ、署名活動を行いました。

この活動につき、彼女とご署名を頂いた皆様方との間に問題が起きている事を知り、事の成り行きと問題点について、現状を把握させていただきました。

それを受けて、アソシエーション【パリ小町】としての意思を以下に表明いたします。

「商標登録の異議申し立て」のための署名活動をメンバーの福西が先立って行ったことに対し、他メンバーも賛同し、日本の着物文化を守る意思表示とし署名しました。

しかし、集めた署名を「商標登録の異議申し立て」のために使うのではなく「ユネスコへの無形文化遺産登録」のために使用すると受け取られる言動を彼女が取り、署名した多くの方を失望させ、信頼を損ねたことは【パリ小町】としても残念で仕方ありません。

この彼女の言動については彼女の独断であり、アソシエーション【パリ小町】の意思ではありません。そこに当会としての意図はなく、決議されたアクションでもありません。

当アソシエーションは2011年の震災をきっかけに、パリ暮らしの日本人女性らが、どうにかして日本への復興支援に貢献することができないだろうかと、日本から持参した大好きな着物を生かすことで活動が始まりました。

着物に対するメンバーの熱い思いは今回署名した方々と何ら変わりありません。

これからも復興支援への貢献とパリでの着物促進を【パリ小町】の目的とし、初心忘れることなく活動していく所存です。

このたびの件で、失望させ、信頼を損ねた事をここに心よりお詫び申し上げます。

2019年7月4日

パリ小町代表
増田浩子